3月になりだいぶ寒さも和らぎ過ごしやすくなってきましたが、この冬も印刷に携わる皆様は乾燥による静電気でお困りなったことと思います。
当社ではこれまで静電気対策の商材を数多くご紹介させて頂きご採用頂いております。しかしそれでも毎年静電気に悩まされることは尽きません。

ではそもそも静電気とはどうやってできているのでしょうか？
ほとんどの方がご存じの通り、物質と物質の摩擦によることが原因ですが、他にも接触しているものをはがしたり（剥離）と、意外なところで気体、液体が流れるだけでも発生します。
気体が流れることで発生ということはよくコンプレッサーからエアホースでエアを飛ばして埃、紙粉などを飛ばしていますがその行為も静電気発生の原因となります。

静電気除去方法もたくさんありますが、やはり一番は湿度を保つことです。その目安は65％以上の湿度です。
しかし印刷現場では適切な湿度環境を維持するのは難しく、また設備もコストがかかります。そのため静電気の起きやすい場所を特定して適切な対策を取ることが効果的です。
アース、帯電防止剤、除電装置（イオナイザー）、除電グッズ等たくさんの種類がありますが、場所、環境により選択を誤ると十分な効果が得られません。

効率良く静電気対策を行うための改善事例はございますので、いつでもお声をおかけ下さい。